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新規開拓営業は、新規顧客の獲得を行うための営業活動で、企業にとって販路拡大や売上アップにつながるため、特に注力すべき営業活動です。
しかし、営業スキルがなく新規開拓営業に手を出せていない、新規開拓営業はつらいと聞いた・・・など、新規開拓営業を行うことに不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、新規開拓営業を行う際、売上を上げるための鉄則や向いている人、営業手法について解説します。
新規開拓とは、新しい顧客を獲得するために行う営業活動で、これまで取引したことのないターゲットにアプローチする点が特徴です。
新規開拓営業においては、営業先の相手が自社のことや、扱っている商材について知らないことがほとんどです。
そのため、初対面の相手とうまくコミュニケーションを取るスキルや、知識がない人に対して商材の魅力を伝えるプレゼンテーション力が求められます。
新規開拓営業とくらべて、ルート営業は、過去に取引経験のある既存顧客に対して営業活動を行うため、対象となる顧客層や営業手法が異なります。
ルート営業は、自動車業界などの業種に多く、既存顧客と関係性を深めながら、アップセル・クロスセルなどで顧客単価を高めるための提案力がないといけません。
長年の付き合いになる顧客も多く、年齢層が高い場合もあるので、ある程度の経験を積んだ営業マンの方が成果を上げやすいのが特徴です。
テレアポとは、営業先に電話をかけて交渉を行う手法で、訪問や商談のアポイントを取るために行われるケースが多いです。
同じ場所からたくさんの企業へアプローチできるため営業効率がよく、直接会話できるので確実に相手からの返答を確認できる点もメリットです。
ただし、担当者に電話を繋いでもらえず、すぐに切られてしまうケースもあるため、交渉段階まで進みにくい点はデメリットです。
飛び込み営業とは、アポイントがない状態で直接企業を訪問し、営業を行うアプローチ方法です。
対面で交渉できるので、商材情報を細かく伝えやすいほか、顔を見て接することで相手からの信頼も得やすい点がメリットです。
しかし、時間をかけて訪問しても、アポイントがないため商談の時間をもらえず、移動コストが無駄になってしまうケースもしばしばあります。
メールで自社商材やイベントの案内を送付したり、アポイントの打診をする営業手法もあります。
低コストで多くのターゲットに情報提供できるので、リソースを割かずにアプローチ数を増やしたい場合におすすめです。
ただし、営業メールは開封率が低いため、電話や訪問よりも相手から返答をもらいにくい点は理解しておきましょう。
ターゲットとなる企業や担当者のSNSアカウントにメッセージを送付し、アポイントを獲得するという営業手法もあります。
特に、企業の経営層はFacebookを利用していることも多いので、普段コンタクトを取りにくい人物に直接アプローチできる点は魅力です。
いきなりメッセージを送るのではなく、勉強会や交流会などのイベントを通じて接点を作り、後日SNSで交流を図るのがポイントです。
ターゲットとなる企業や担当者宛に手紙を送って情報提供を行い、商談に繋げるという営業手法もあります。
手書きの書面を送ることで、誠意が伝わりやすく、メールよりも開封率も高くなる点がメリットです。
SNSで企業アカウントを運営し、自社商材の紹介や活用事例などの発信を通して、顧客からの問い合わせを集める手法もあります。
また、SNS上におけるユーザーとのコミュニケーションを通して自社のブランディングに繋げるという運用方法もみられます。
SNSは拡散力が高いので、幅広いターゲット層に対して情報発信ができるため、顧客獲得の機会創出に有効な方法です。
SNSで企業アカウントを運営し、自社商材の紹介や活用事例などの発信を通して、顧客からの問い合わせを集める手法もあります。
また、SNS上におけるユーザーとのコミュニケーションを通して自社のブランディングに繋げるという運用方法もみられます。
SNSは拡散力が高いので、幅広いターゲット層に対して情報発信ができるため、顧客獲得の機会創出に有効な方法です。
ブログやオウンドメディアなどのWebサイト運営を通して情報発信を行い、新規顧客を開拓する方法もあります。
Googleなどの検索エンジンから流入するため、ターゲットの課題が明確化しているケースも多く、高い訴求効果が期待できます。
獲得したい顧客層の課題解決に特化したコンテンツ作りや、検索エンジンで上位に表示されるためのSEO対策などに力を入れましょう。
YouTubeチャンネルを運営し、動画を通して自社商材や会社の情報を発信することで、顧客獲得を図る方法もあります。
動画コンテンツは、文字だけでなく映像や音声を使ってより多くの情報を伝えることができるのがメリットです。
ただし、動画の撮影・編集には時間やコスト、人員などのリソースを割く必要がある点は留意しておきましょう。
広告運用とは、Web広告や看板、車内広告など、さまざまな広告媒体を使って新規顧客を得る手法です。
媒体によって伝えられる情報量や狙えるターゲット層が異なるので、自社の商材や獲得したい顧客層に合ったものを選びましょう。
特に、Web広告はテキスト・動画などの形式や表示するターゲットを選べるため、高い訴求効果が期待できます。
オンラインでセミナーを開催し、自社商材に関する情報発信を通じて新規顧客の獲得を図るアプローチ方法もあります。
自社に興味を持つ企業に直接情報を届けることができるほか、場所にとらわれずに開催できるので、参加者を募りやすい点もメリットです。
また、コロナ禍においては、感染リスクが低いという観点からも、オンラインイベントが重宝されています。
オフラインでセミナーや展示会などのイベントを開催し、ターゲットとの交流を通して新規顧客を獲得する方法もあります。
対面で交流するため、オンライン開催よりも社員の雰囲気が伝わりやすく、参加者に自社を印象づけやすい点がメリットです。
ただし、会場手配や設営にリソースを割く必要があるほか、場所の制約が生じる分オンラインよりも集客が難しくなる可能性が高いです。
ターゲットに自社の商材情報が記載された紙媒体やカタログを発送して、新規顧客を獲得する手法もあります。
一度送付先の情報を入手すれば、時期ごとにカタログを送付することも可能なので、特定のターゲットにくり返しアプローチできる点がメリットです。
ただし、開封されないケースも多いため、デザインや印刷コストに見合う反響があるかどうか定期的に見直す必要があります。
法人営業で新規開拓をする場合は、決裁権のない担当者と何度も話をしたところで獲得にはつながらないので、直接企業の決裁者にアプローチできる手法を選ぶべきです。
例えば、電話やメール・飛び込み営業は、交渉やアポイントの了承が得られれば決裁者に通される可能性が高くなります。
逆に、SNSやYoutube等を使った営業は、担当者が情報収集程度に見ている可能性の方が高いので、どちらかというと個人向けのアプローチ方法です。
新規開拓営業では、まず商材のターゲットや既存顧客にどのような属性があるのかを再度分析したうえでアプローチをかけるのが重要です。
例えば、既存顧客に利用してもらっている要因や、自社の営業における「訴求ポイント」・「今後の改善点」などを明確にすることができます。
事前に既存顧客から十分な情報収集ができていることで、新規開拓営業の中でもやみくもにアプローチせず、ある程度ターゲットを絞って営業ができるのでおのずと打率が高くなるということです。
新規開拓営業では、既存の顧客ほど関係値が作れていないので、お客様の悩みや課題点を見つけ出し寄り添う姿勢を見せることが重要です。
特に、営業を賭けられることを嫌う方も多いため、関係値が作れていない段階から売り込みをしてしまうと信頼関係を築くことができません。
まずは顧客の悩みに寄り添い、効果的な改善策の先に「自社商材があった」という見せ方にすると成功率が上がります。
新規顧客営業では、自社のターゲットに合わせてアプローチリストをつくっておく「事前準備」も重要です。
見込み顧客になりそうな企業や、自社のターゲットになりうる企業を、できるだけ多く選定しておくことで、「営業先がない」「営業してみたけど、ターゲットと全然違った」ということを防ぐことができます。
なるべく多くの受注を得るためにも、自社の商品を求めているのはどのような立場の人なのかを再度考え直して、営業リストを作成しておきましょう。
新規顧客営業では、顧客の課題を明確化したうえで、「商品によってどのように課題が解決するのか」など、メリットを適格に提示することが重要です。
新規顧客営業は、関係値を作っていくための初手のアプローチにすぎません。
次の商談につなげるためにも、既存顧客のデータを用いながら、過去の事例や実績を伝えつつ、相手にしっかりとメリットを理解してもらいましょう。
新規顧客営業では、初めて出会うタイプのお客様も多いことを理解し、顧客に合わせたアプローチ法や改善策を丁寧に提案することが大切です。
事前に既存顧客のデータ収集等を行っていたとして、課題点や解決したい部分が必ずしも同じということはありません。
顧客のこだわりや、本当に困っていることに関して、時間をかけてでも徹底的にヒアリングを行い、「顧客目線」でベストな改善策を提示することで、信頼の獲得にもつながります。
新規顧客営業では、1回のアプローチで売上につながることはほぼ無いので、定期的な訪問やフォローで信頼関係を築いていくことが重要です。
こちらからの一方的な営業だけでは、相手をうんざりさせてしまうため、相手の課題に合わせた解決策を提供したり、こまめなコミュニケーションを心がけなければなりません。
警戒心を解き「この人になら相談できる」と思ってもらえることで、商材の獲得やその次の営業機会にも繋げられます。
新規開拓営業では、相手から良い反応が得られなかった場合もすぐに諦めず、最適な提案タイミングを見計らう姿勢が大切です。
アプローチのタイミングではニーズが低かったが、時期を改めたら購買意欲が高くなっていたというケースも少なくありません。
貴重な見込み顧客を逃さないために、一度断られたターゲットに対しても粘り強くアンテナを張るようにしましょう。
新規開拓営業で思うように成果が出ない場合は、営業代行サービスを利用して顧客を獲得するのがおすすめです。
営業代行とは、営業活動をプロの営業マンに外注できるサービスで、スキルの高い人材を自社の戦力として登用できるのが特徴です。
効率的に新規顧客を獲得できるのはもちろん、代行会社のスタッフから営業のノウハウを学ぶこともできるので、自社の営業力を強化したい場合は活用しましょう。
新規開拓営業では、ターゲットによってインバウンド営業かアウトバウンド営業か、営業手法を変更するのも、成功させるためのスキルの一つです。
・インバウンド営業:オウンドメディア、勉強会、オンラインセミナーなど
・アウトバウンド営業:テレアポ、飛び込み営業など
取り扱う商材によっては、勉強会やオンラインセミナー等を通して詳しい内容を解説したうえで購買欲をかきたてる手法の方がうまくこともあります。逆に、商材のイメージがつきやすいものであれば、テレアポや飛込営業などをきっかけに関係値を作り、獲得できることもあるでしょう。
商材だけでなく、自社の弱みや強みを理解したうえで、適切な営業手法を採用することが大切です。
新規開拓営業をする際は、自社商品の特徴や強み・弱みなどをしっかりと把握しておく必要があります。
新規開拓のターゲットは、自社の商材に関する知識を持っていないことがほとんどなので、様々な質問を投げかけられる可能性が高いです。
相手の疑問をスムーズに解消できれば、商材を理解してもらいやすく、自社への信頼にもつながるので、事前準備を徹底しましょう。
新規開拓営業を行う際は、事前にKPIを設定し、定期的に目標に対して得られた成果や活動内容を振り返ることが大切です。
過去に実施した商談内容の記録を見直し、自身の改善点を明確化したうえで、今後の行動計画を立てましょう。
新規開拓営業において、アプローチ後すぐに獲得できるケースは少なく、大半は地道なアプローチを続けることで成果を得られます。
そのため、継続力があり、粘り強く顧客とコミュニケーションを取りながら信頼関係の構築に努められる人材が求められます。
反対に、思うような成果が出なければすぐに諦めてしまう営業マンの場合、新規開拓は務まらないでしょう。
新規開拓営業では、いかにターゲットからの信頼を得て商談に繋げられるかが重要なポイントなので、細かい気配りができる人材が求められます。
たとえば、単に資料に沿って案内をするのではなく、相手の疑問を先回りして調べ、説明することで、安心感を与えることができます。
相手目線に立って物事を考えるスキルや、相手の要望を汲み取る力を持っている人ほど、成果を得やすいでしょう。
新規開拓では、相手の課題や関心事をうまく聞き出し、ニーズに合った提案をすることが重要なので、ヒアリング力の高さが求められます。
中には、一方的に自社の紹介や商材の案内をしてしまう営業マンも居ますが、それだけでは信頼関係の構築や、顧客の獲得には繋がりにくいです。
そのため、相手の話したいことをうまく引き出したうえで、メリットの訴求に繋げられる人材ほど、新規開拓で成果を出せる可能性が高いです。
新規開拓は、営業の中でも成果に繋がりにくい分野で、電話をすぐに切られてしまったり、門前払いされてしまうこともしばしばあります。
そのため、営業先に取り合ってもらえなかった場合でも、失敗を引きずらず、気持ちを素早く切り替えられる人材が適しています。
反対に、一度の失敗でいつまでも落ち込んでしまうタイプの場合、断られることの方が多い新規開拓には向いていない可能性があります。
・商品やサービスの使用感をイメージさせる
・一度にたくさん説明し過ぎない
・重要な部分は繰り返して説明する
営業トークでは、相手からの信頼を得ることが重要なので、一方的に商材の案内をするのではなく、常に「お客様と対話をする姿勢」を持つことが大切です。
たとえば、売りたい気持ちが強すぎてトークが早口になったり、相手が内容を理解していない状態で強引にトークを進めてしまうと、相手の不信感に繋がる恐れもあります。
コミュニケーションを通じて相手が求めている情報を汲み取り、即座にそれを伝えることで、顧客の購買意欲を受注につなげることができます。
新規開拓営業を始める場合、事前に明確な営業戦略を立てるようにしましょう。営業戦略とは、「効果的に売上を獲得するための施策」です。
具体的には、人員や資金などのリソースを効率的に活用するための計画や、営業手法、目標を達成するまでの道筋を定めたものです。
営業戦略を立てることで、日々の営業活動における行動指針や方向性が明確になるので、効率的に目標達成を目指すことが可能になります。
■業種やエリアの選定をする
自社が獲得したい顧客の業種や、販路を拡大したいエリアを選定し、ターゲット層を絞りましょう。
特に、「自社の商品を導入することでメリットが得られる業種」はニーズも高いと考えられるので、ターゲット選定の基準としておすすめです。
■企業規模や人物像を想定する
新規開拓営業を行う際は、ターゲット像とマッチする企業規模を絞ったうえで、交渉相手の具体的な人物像まで想定しましょう。
担当者の年代や役職によっても適切なアプローチ方法が異なってくるため、社内での役割や抱えている課題まで考慮したうえで、細かな戦略を立てましょう。
新規開拓営業の場合、初対面の相手に好印象を与えて交渉に納得してもらう必要があるため、「相手目線」はとりわけ重要な姿勢です。
たとえば、相手の都合を聞いたうえで、迷惑にならない時間を選ぶなど、小さな心遣いが大切です。
また、自分が一方的に話すのではなく、相手の悩みや課題をうまく聞き出すことで、提案を受け入れてもらいやすくなるほか、信頼関係の構築にも繋がります。
アプローチの際に、具体的な数字を提示しながら案内をすることで、自社の優位性が裏付けられ、他社商材との差別化がしやすくなります。
たとえば「〇〇社で導入実績があります」「導入した企業の8割が売上〇%アップを実現しています」など、データに基いて商材を紹介するのがおすすめです。
アプローチの際に、具体的な数字を提示しながら案内をすることで、自社の優位性が裏付けられ、他社商材との差別化がしやすくなります。
たとえば「〇〇社で導入実績があります」「導入した企業の8割が売上〇%アップを実現しています」など、データに基いて商材を紹介するのがおすすめです。
新規開拓を行う際は、営業先の企業が抱えている課題やニーズ、特徴などの情報を細かく管理することで、交渉の成功率が高くなります。
アプローチの際に、相手が求める情報を先回りして提供することで、円滑なコミュニケーションが可能になり、自社への信頼度も高くなります。
また、集めた情報をもとに各ターゲットの成約可能性を測ることで、精度の高いリストの作成にも繋がります。
CX(顧客体験)とは、商品・サービスの購入前から購入後までに顧客が体験する一連の出来事を指し、顧客の購買意欲を左右する重要な要素です。
たとえば、スターバックスコーヒーでは、おしゃれなインテリアや心地の良いBGMなどを通して「居心地の良い空間」というCXが享受できます。
このように、優れた顧客体験の提供が、顧客の満足度向上に繋がるため、営業をする際も、機械的に案内するのではなく、誠意を持った態度や有益な情報提供を心がけましょう。
新規開拓営業を行う場合は、はじめにターゲットを選定し、営業先を一覧化したリストを作成しましょう。
リストを作成する際は、「受注が見込める度合いの高さ」や「売上や利益の向上に繋がるかどうか」を基準に企業を選ぶことが重要です。
リストを選定したら、自社の紹介や簡単な商品説明といったファーストアプローチを行い、アポイントの獲得を目指します。
電話や飛び込み営業、メールの中から、ターゲット層に刺さりやすい手法を使い分けながら、商談の機会創出に徹しましょう。
ファーストアプローチを突破した企業には定期的にコンタクトを取り、現状の課題や関心事などの情報をヒアリングしましょう。
有益な情報提供やこまめな訪問を重ねることで、顧客との信頼関係が構築され、相手のニーズが高くなった際に受注できる可能性が高くなります。
ファーストコンタクトのタイミングで獲得に繋がらなくとも、「いざという時に頼れる営業マン」を目指し、後の機会創出に繋げることが重要です。
顧客と信頼関係を構築できたら、自社の商品・サービスを提案するフェーズに入ります。
ヒアリングを通して聞き出した課題を踏まえて、それに対する自社商材の有益性を伝えることで、納得を得やすくなります。
また、万が一「検討したい」という反応があった場合は、次回の訪問日時を決めるなどして、商談が流れてしまわないように工夫しましょう。
商談を経て受注が成立した後も、定期的にコンタクトを取り、アフターフォローを徹底することが大切です。
課題が改善されたかどうかや、他の課題が浮上していないかなどをヒアリングし、必要に応じて情報提供を行いましょう。
受注後もコミュニケーションを取り続けることで、信頼関係が深まり、新規獲得した顧客の定着を図ることができます。
アフターフォローを通して新たな課題やニーズが顕在化した場合は、追加受注の商談に繋げましょう。
リピート・アップセル・クロスセルに成功すれば、顧客単価が向上するので、新規開拓の効果も高くなります。
ただし、売上を重視して強引に営業すると、せっかく築き上げた信頼関係が崩れてしまう可能性もあるので、あくまでも「顧客目線」を優先する必要があります。
・リピート:同一製品を繰り返し購入すること
・アップセル:同一製品の上位プランへの移行やオプションの追加購入をすること
・クロスセル:提供製品とは別の製品・サービスを購入すること
新規開拓で思うように成果が出ない場合は、営業戦略やアプローチ方法が適切かどうか見直す必要があります。
商材を分析したうえで、訴求ポイントや営業トークがターゲットに刺さるものなのか見極めましょう。
また、同じ商材を扱う場合でも、営業先の企業によって適したアプローチ方法は異なるので、相手によって複数の手法を使い分けるなどの工夫が必要です。
狙っているターゲット層がニーズとずれている場合も、新規開拓で成果が出ない原因として考えられます。
自社の既存顧客を分析したうえで、獲得しやすい企業の傾向を把握し、営業先の業界や業種、企業規模、エリアなどを再度選定しなおしましょう。
新規開拓で成果が出ない場合は、ターゲットの企業情報や課題などの情報を集め、管理するようにしましょう。
営業先の細かな情報を把握しておくことで、訴求ポイントを効果的に伝えられ、スムーズに商談を進められるようになります。
『売れすぎて中毒になる 営業の心理学』(神岡 真司 著)
本著は、累計140万部以上の販売実績を誇る、営業とセールスに特化した心理テクニックに関する本です。
36のセールス心理術と180のセールストークが紹介されており、アポ取りから商談、クロージングまで、幅広いノウハウを学ぶことができます。
営業メールで件名を記載する際は、以下の2点を意識しましょう。
・インパクトのあるキャッチコピーを考える
・【】記号などで重要箇所を強調する
本文の要点を簡潔にまとめ、相手がつい読みたくなるような表記で件名を記載するのがポイントです。
新規開拓営業のコツを簡単に言うと、
・既存顧客を分析しアプローチするターゲットを絞ること
・お客様の悩みに寄り添い、フォローしながら信頼関係を作ること
・お客様によって営業手法を変えること
です。
もし社内に営業スキルが足りていないと感じる場合は、営業代行を利用するのも一つの方法です。
新規顧客と既存顧客の営業の割合は、2:8もしくは3:7が望ましいとされています。新規顧客を開拓するには、既存顧客の約6倍の時間とコストがかかるためです。
テレアポであれば、成功率は一般的に0.1~1%未満です。
新規顧客営業は、関係値のないお客様に1からアプローチをするので、成功率がひくくなります。
新規顧客営業では、関係値もなく信頼関係もないお客様に「物を買ってもらう」ということをしなければならないため、最初から売り気を出さないよう注意しなければなりません。
1回のアプローチで獲得しようとせず、何度か訪問やフォローを重ねたうえで信頼関係を築いていくことが重要です。
新規開拓営業は、会社全体の営業の2割程度でもよいとされていますが、だからといって重要視しなくてよいというわけではありません。
会社の顧客を増やしていくための営業活動になるため、専用部隊を設けるなどしてアプローチする必要があるほど、重要な役割があります。
新規開拓営業を効率的に行うには、顧客情報蓄積のためのツールを活用したり、営業代行サービスを利用したりするのがオススメです。
新規開拓営業は、既存顧客の営業にくらべて時間がかかるので、できるだけノンコア業務にかける時間を少なくするよう工夫しましょう。
新規開拓営業は、企業の成長や事業拡大に繋がる重要な活動であり、特徴が異なる様々な営業手法があります。
自社が扱っている商材や、狙いたいターゲット層によって、選ぶべきアプローチ方法は異なってきます。
商品・サービスの特徴や顧客層を徹底的に分析し、自社に合った新規開拓営業の戦略を確立していきましょう。
稼げる営業支援サイト