あなたが今ご利用の「Internet Explorer」というブラウザでは、
ウルマップのサービスの一部(お仕事の受注やクライアントとのやり取り)をご利用いただくことが出来ません。
恐れ入りますが、「Google chrome」や「Edge」などの新しいブラウザを
ダウンロードしていただいてから、ご利用ください。
営業をしていると、「商品は悪くないのに決め手に欠ける」「価格で断られてしまう」と感じる場面は多いのではないでしょうか。特にフリーランス営業の場合、トークの切り口一つで結果が大きく変わります。そんなときに有効なのが「補助金」という切り口です。補助金は売り込むものではなく、提案を後押しする材料として活用できます。本記事では、営業トークに悩んでいる方に向けて、補助金の基本から、どのように営業に組み込めばよいかまでを分かりやすく解説します。
補助金と助成金は混同されがちですが、営業トークで使うなら違いを理解しておくことが重要です。補助金は主に経済産業省や自治体が管轄し、審査や採択が必要になります。一方、助成金は条件を満たせば原則受給できる仕組みです。営業現場で重要なのは、「必ずもらえるお金ではない」という前提を正しく伝えることです。誤解を与える説明は信頼低下につながるため、補助金はあくまで可能性の一つとして扱う姿勢が求められます。
補助金は法人向けというイメージを持たれがちですが、多くの制度では個人事業主も対象になります。フリーランスであっても、事業として継続的に活動していれば対象になるケースは珍しくありません。この点を理解しているだけでも、営業トークの幅は広がります。「個人事業主でも使える制度があります」と伝えられるだけで、相手の関心を引きやすくなります。
個人事業主と法人では、申請書類や要件に違いがある場合があります。ただし、営業マンがすべてを把握する必要はありません。重要なのは、「法人でなくても対象になる補助金がある」という事実を押さえておくことです。詳細は専門家に任せる前提で問題ありません。
補助金は、営業案件の成約率を高める“後押し材料”になります。価格がネックになっている場合でも、「補助金を活用できる可能性があります」と一言添えるだけで、検討フェーズに進むケースは多いです。重要なのは、補助金を前面に押し出すのではなく、あくまで判断材料の一つとして提示することです。
補助金と相性が良いのは、ITツール、業務効率化サービス、設備投資系商材などです。これらは補助金の目的と一致しやすく、営業トークにも組み込みやすい特徴があります。「今なら補助金の対象になる可能性があります」という一言が、提案の説得力を高めます。
補助金があることで、顧客は「今動く理由」を持てます。先延ばしにされがちな提案でも、期限や条件がある補助金を絡めることで、意思決定が早まる傾向があります。営業マンにとっては、クロージングをスムーズにする材料になります。
小規模事業者持続化補助金は、フリーランス営業が扱う商材と非常に相性が良い補助金です。販路開拓や業務効率化を目的としており、広告費、Web制作、ツール導入など幅広い用途が対象になります。営業トークでは、「売上を伸ばすための取り組みに使われる補助金です」と伝えるだけで十分です。細かい金額や要件まで説明しようとすると話が複雑になるため、あくまで商材導入のハードルを下げる材料として使うのがポイントになります。
IT導入補助金は、営業トークに組み込みやすい代表的な制度です。業務管理ツール、顧客管理システム、予約管理システムなど、多くのIT商材が対象になります。営業現場では、「導入コストの一部を補助できる可能性があります」と伝えることで、価格面の抵抗を和らげる効果があります。補助金があることで「検討だけでもしてみよう」という心理が働きやすくなり、商談継続率の向上にもつながります。
事業再構築補助金は、事業転換や新規事業を支援する大型補助金です。要件は厳しめですが、設備投資や高額なサービス導入と相性が良い特徴があります。営業トークでは詳細に踏み込む必要はなく、「大きな補助が出る制度も存在します」と触れる程度で問題ありません。高額商材を扱う際の心理的ハードルを下げる補助線として活用できます。
国の補助金だけでなく、自治体独自の補助金も営業では見逃せません。地域限定で実施されているケースが多く、地域密着型商材と非常に相性が良いです。「お住まいの地域によっては使える制度があります」と伝えるだけでも、提案の現実味が増します。営業マンがすべてを把握する必要はなく、可能性を示すことが役割です。
補助金を営業に活かす最大のメリットは、価格交渉から価値提案へ話を切り替えられる点です。単純な値引き交渉ではなく、「制度を活用すれば負担を抑えられます」という説明ができるため、商材の価値を下げずに提案できます。営業トークに補助金という選択肢があるだけで、提案の幅は大きく広がります。
補助金を使う際に最も注意すべきなのは、確定情報として話さないことです。「必ず使える」「確実に戻ってくる」といった表現は避ける必要があります。あくまで可能性であること、申請や審査が必要なことを前提に話す姿勢が重要です。誠実な説明は、結果的に信頼関係を強化します。
補助金に頼りすぎた営業は危険です。制度が終了したり、対象外になった瞬間に提案が成り立たなくなるからです。補助金はあくまで補助線であり、主役は商材そのものです。商材の価値を伝えたうえで、「使えたらラッキー」という位置づけで扱うのが健全な営業スタイルと言えます。
原則として、フリーランス営業が申請代行を行うのは避けたほうが安全です。補助金申請は専門性が高く、行政書士や中小企業診断士などの領域になります。営業マンの役割は制度を案内し、必要に応じて専門家につなぐことです。
補助金は審査制であり、必ず採択されるわけではありません。この点を正しく伝えることで、後々のトラブルを防げます。営業トークでは「採択されないケースもあります」と前置きすることが重要です。
もちろん成立します。補助金が使えない場合でも納得してもらえるよう、商材の価値を軸に提案することが前提です。補助金は判断を後押しする要素に過ぎません。
営業マンに必要なのは概要レベルの理解です。制度名、対象になりやすい商材、注意点を押さえていれば十分です。詳細は専門家に任せる判断が、結果的に信頼につながります。
補助金は、営業トークに悩んでいるフリーランス営業マンにとって非常に有効な切り口です。ただし、使い方を誤ると期待値を上げすぎてしまい、逆効果になるリスクもあります。重要なのは、商材の価値をしっかり伝えたうえで、補助金を「後押し材料」として活用することです。トークに迷ったときは、補助金という視点を戦略的に取り入れ、提案の幅を広げていきましょう。