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ウルマップ>UMA記事一覧> 【すぐに分かる】高圧電力・低圧電力の違いとは?新電力への切り替えでお得?
2018年05月09日

【すぐに分かる】高圧電力・低圧電力の違いとは?新電力への切り替えでお得?

豆知識

2016年に電力が自由化され、既に新電力へ切り替えられた方も多いのではないかと思います。しかし、電力と聞くとなんとなく難しそうなイメージが付きまとってしまい、未だに「電力の自由化」、「新電力」が具体的に何なのかよく理解できていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は電気代金をこれまでもお得にすることができる「電力の自由化」について注目してみたいと思います。

「高圧電力」と「低圧電力」の違いとは?

電力について知って頂くためにも、まずは電力にも種類があることを知っておいた方が良いかと思いますので、ここでは「高圧電力」と「低圧電力」の違いについてご紹介していきます。

高圧電力の特徴

「高圧電力」は基本的に事業者向けの契約内容となっており、契約電力が50kW以上の工場や業員、大型商業施設などで利用されています。
また「高圧電力」の場合、6600ボルトの状態で各施設のキュービクル式高圧受電設備へ届けられ、電力会社の変電所を通して電圧を下げる際に高圧受電設備の中で100V~200Vに変圧されるようになっています。

低圧電力の特徴

「高圧電力」が事業者向けの電力なのに対し、「低圧電力」は一般家庭向けの契約内容となっています。「低圧電力」は契約電力が50kW未満の一般家庭を始めとして、小規模の飲食店や小売店、美容サロンなどのでも利用されています。
また「低圧電力」の場合、電力会社の変電所を通して電圧を下げる際に、最後の電柱に設置されているトランスにてあらかじめ100V~200Vに変圧されて届けられています。

電力がお得になる「新電力」、「電力の自由化」って?

「電力の自由化」とは2016年4月より施行された、主に家庭向けに提供されている「低圧電力」の小売り販売を全面的に自由化するという、法律の改正のことです。
それまでは地域ごとに利用できる電力会社が定められており、たとえば東京であれば東京電力しか利用できないようになっていました。しかし大手電力会社が市場を独占していたため新規企業の参入が難しく、業界を活発化させることが問題視されていました。
そのため大手電力会社の市場独占を緩和し、新規企業の参入を施すために法律を改正し、「電力の自由化」が施行されたのです。

電力会社の選択が自由化されたことによって、従来の地域ごとに定められていた電力会社以外にも、消費者はさまざまな電力会社から自由に選ぶことができるようになりました。
これによって、それまで地域ごとに電力を提供していた大手電力会社が地域の枠を超えてだけでなく、大手モバイルメーカーなどのさまざまな業種の企業が電力の販売を開始しており、これらを総じて「新電力」と呼びます。

また2016年に自由化されたのは「低圧電力」なので、低圧電力についてばかりが注目されがちですが、実は「高圧電力」に関してはかなり前から自由化されていました。
2000年に大規模な工場や大型商業施設などの「特別高圧電力」が自由化され、その後2004年4月から2005年4月にかけて、中小規模の工場や中小ビルなどに利用される「高圧電力」が自由化されています。

事業者は高圧電力の切り替えをした方がお得かも!

一般家庭向けの低圧電力が自由化されたことによって電力会社を切り替える方は増えているようですが、以前から自由化されていた高圧電力をいまさら切り替える業者はそこまで多く無いようです。

一般家庭では家族の了承すら得ることができれば坦々と手続きは進んでいきますが、企業で電力会社の契約を切り替える場合、会議にかけたり経営者の許可を頂いたりといったオペレーションが必要なため、なかなか面倒なものですよね。
しかし、一般家庭に比べてより多くの電力を使う工場や事業者だからこそ、新電力に切り替えることによって、大幅な電気料金の値下げを実現することができます。

電力会社を切り替えるにあたって現在利用している電力会社へ連絡をする必要もなく、基本的には新しく申し込む先の電力会社で全ての手続きを行ってもらえるため、面倒な手続きを行う必要はありません。
企業の場合は社内での会議に通すなどしなければならないとは思いますが、必要はありますが、新電力に切り替えたからと言って停電しやすくなる、サポート体制が変わってしまうなどの心配はないため、予算見直しなどのタイミングで新電力に切り替えてみてはいかがでしょうか。

ただし、高圧電力を乗り換える際に、電力会社の選択を誤ってしまわないように注意する必要があります。
電力会社によって電気料金の価格が大きく異なる場合もあるため、切り替えの際にはいくつかの新電力で見積もりをだしてもらい、しっかりと見極めてから切り替えた方がいいでしょう。

まとめ

さまざまな企業から新電力が提供され始めましたが、この「電力の自由化」は上手く活用することで電気料金を大幅に下げられるチャンスです。
新電力に切り替えたい場合、特別に自身で各電力会社について調べなくても、現在利用している電力会社の明細書さえ用意しておけば後は各企業が見積書を提出してくれます。
最近では他の公共料金とのセット割などのお得なプランが各社から出ている場合もありますので、高圧電力を利用している事業者様もこの機会に新電力への切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。