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公開日:2018年10月05日  最終更新日:2022年05月01日

歩合制とは何か?歩合制で働くメリットとデメリット

フルコミの仕事

求職中に「歩合制」と記載してある案件を目にしたことがある人も多いでしょう。歩合制とは、あらかじめ給料が定められている「固定給」とは異なる給与体系です。営業職や販売職で多く採用されている働き方の歩合制。ここでは、歩合制とは何か、歩合制のメリットやデメリット、また歩合制について気をつけておきたいことなどを紹介します。

歩合制と固定給との違いとは?

「歩合制」とは、本人の仕事の成果や実績に応じて給料が変わる「成果報酬型」の制度を指します。歩合制においては、業績が良ければ給料が上がり、成果を残すことができなければ給料が下がるため、毎月の給料が変動するのが特徴です。がんばったらがんばった分だけ給与に反映されるため、仕事のやりがいを感じることができるでしょう。また、勤続年数に関係なく、実力次第では入社してすぐにでも給料をアップさせることが可能です。歩合制は、営業職や販売職、タクシードライバー、フリーランスのクリエイターなどに多く採用されている制度です。
会社によって歩合率は異なり、一般的に固定給がある場合は、基本給が低ければ歩合率は高く、基本給が高ければ歩合率は低くなります。歩合制の場合、給料をアップさせるためにどのようなパフォーマンスが必要なのかを自分で考える必要があります。社員が主体的に行動して成果を上げることは、会社にとってもメリットがあるでしょう。
一方、あらかじめ各人に定められた給料を勤務日数などに応じて支払われる給与体系が「固定給」です。固定給では、実績に応じて基本給が変動することがなく、年に1度もしくは数回昇級する機会もあります。毎月の給与が保証されているため、安定した生活を送ることができますね。その一方で、どれだけ成果を上げたとしてもすぐに給料に反映されることはありません。

歩合制のメリットとデメリットとは?

歩合制のメリットは、何といっても成績によって高収入が期待できる点でしょう。たとえ新入社員であっても、実力さえあれば先輩社員よりも高い給料を得ることができます。自分の働きぶりが即給料に反映されるため、達成感やモチベーションにつながりやすいという特徴があるのです。歩合制を採用している営業職や販売職などでは、仕事を通じてお客様との信頼関係を築くことが大切です。給料だけでなく、多くの人に必要とされる喜びを感じることができるのも歩合制のメリットといえるでしょう。仕事の成果によっては、普通の会社員では得ることができない高額の報酬を手に入れることも可能なので、実力主義で働きたいという人にはぴったりですね。
とはいえ、完全歩合制のケースだと、成果がまったく上がらなければ給料がゼロになってしまいます。しかし、歩合制の場合であっても、労働基準法では最低賃金以上の給料を保障するよう定められているのです。給料の最低保障額としては、同じ会社で働く人の平均給与の60%ほどが妥当とされています。
歩合制のデメリットとしては、生活が不安定になることが挙げられます。成果が上がれば高額な収入を得ることができますが、成績が悪ければ給与が一気に低くなるのが歩合制の特徴です。ローンを組むなど毎月決まった金額の支出がある場合、不安定な収入体系は精神的にも負担になることもあります。また、自分の裁量で仕事を進めることができる業務委託契約のケースでは、労働基準法が適用されません。給与や社会保険についても保障が確立されていないため、中には不利な働き方を強いられることもあるでしょう。

歩合制で気を付けることとは?

歩合制には主に2つのカテゴリーがあります。一つ目は、固定給に歩合給が上乗せされるものです。毎月決まった固定給が支給される上に、成績が良い場合には歩合給として給与が支払われる仕組みです。こちらの制度では、安定した収入を得ることができることに加えて、歩合制の存在が仕事のモチベーションをアップさせてくれます。2つ目はフルコミッションと呼ばれる完全歩合制です。完全歩合制においては、給料の100%が自分の働きぶりにかかってきます。ただし、法律によって最低賃金は保障されているため、一般的な企業で社員に完全歩合制が採用されることはまずないでしょう。
完全歩合制は、主に企業と個人事業主が契約を結ぶ際に適用される制度です。歩合制は成果を上げれば上げた分だけ給料に反映されるため、残業時間が長くなる傾向にあります。しかも、会社によっては歩合制の場合の残業代を支払わないというケースも多く、労働時間と収入のアンバランスや不当な低賃金労働なども問題となっています。

歩合給が向いているかどうか確認しよう!

歩合制は、自分の能力や働きぶりに見合った給料を得ることができる制度です。実力がある人にとってはとてもやりがいを感じる給与体系で、給与が上がる度に仕事へのモチベーションをアップさせることができるでしょう。ただしその一方で、成果を上げることができなければ給与が下がり、毎月の収入が安定しないという面も見逃せません。仕事を選ぶ際には、固定給や歩合制などの制度をしっかりと理解し、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

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