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「フルコミッションで高収入を」――求人サイトを見ていると、こんなキャッチフレーズを目にする機会もあるのではないでしょうか。完全歩合制であるフルコミッションは高収入を得られる可能性もありますが、人によって向き不向きが存在します。今回はフルコミッション営業に向いている人の特徴について解説させていただきますので、フルコミッションで稼ぐことに興味のある人はぜひ参考にしてください。
歩合制は仕事の成果によって報酬が変動するタイプの給与形態のことで、自身の仕事の実績によって貰えるお金が変わる成果報酬型のことを指します。日本企業の多くは、安定した給料を継続して得られる固定給を多く採用しています。
逆に歩合制は、成果をあげればそのぶんだけ多くの報酬を得られる点が特徴となっています。ここからは、さらに歩合制の給与についてご紹介していきます。
固定給として決まった金額を受け取れる上に、自身の業績、成果に応じた報酬が歩合給として追加される制度のことです。一定額の固定給が確保されるため安心感がありますし、さらに多く報酬を得たい場合は業績を出す必要があるため、自身の状況に合わせて仕事ができるタイプの制度となっています。
名前の通り固定給ではなく、完全に自身の業績や成果によって報酬が確定するタイプの給与形態です。別名フルコミッションとも呼ばれており、好成績をあげれば大きな報酬を得られる反面、実績を残せなければ給与がない、ハイリスクハイリターンな制度ともいえますね。
歩合給の設定が成約金額によって変動するパターンの場合、営業職の受け取る歩合給の金額も大きくなります。業績が良い営業マンの場合、年収が1000万を超えることも珍しくありません。
もちろん業種にもよりますが、固定給+歩合給の場合は年収が300~400万円台になる人も多いといわれています。ただ歩合給の設定が変動するということは、業績が芳しくないときには年収が大きくダウンするリスクもあるということです。
さらに完全歩合制の場合、状況によっては収入がまったくなくなるケースもあり、最悪の場合はクビになってしまうこともあります。業績によるアップダウンが激しく、業種や会社による違いも大きいので、歩合制営業の相場はいくらと示すのは一概には言い難いでしょう。
まずフルコミッションの形態についておさらいします。フルコミッションとは完全歩合制のことで、たとえば営業でいうと納品数や契約件数など自分の出した結果がダイレクトに報酬へとつながります。基本給はなく、仕事の成績によって給料が決まるというのが大きな特徴ですね。成績を残せれば大いに稼げるのですが、そうでないと給料がゼロになるリスクも存在します。その為に向き不向きがはっきりと表れる給与形態であると言えるでしょう。
ちなみに日本でフルコミッションが適用されるのは、業務委託契約を結んだ場合に限ります。企業と労働者が通常の雇用契約を結ぶ場合は一定の賃金を保障しなければならないとの内容が労働基準法第27条により定められています。フルコミッションが適用されるのは事業主であり、労働者には労働基準法が適用されるのでフルコミッション契約を結ぶことはできません。労働者には以下のような労働形態が該当します。
・正社員
・契約社員
・パートタイム労働者
・短時間正社員
・上記4項目に該当する派遣労働者
など
企業と雇用契約を結ぶ労働者が一定の基本給に加え、歩合による報酬を得る給与形態を「歩合制」と呼びます。
それに対して事業主として業務委託契約を結んだ時のみ適用されるフルコミッションは「完全歩合制」に分類されます。
成功すれば大きく稼げるフルコミッションですが、向き不向きが存在します。それでは早速フルコミッションで稼げる人の特徴を見て行きましょう。
自分の実力や努力の結果が給与として還元されるので、成果が目に見える形で表れることでモチベーションが上がる人は向いていると言えます。たとえば以下のようなことで喜びを感じられる人は、フルコミッションに向いていると言えるでしょう。
・収入が増額する
・自分で課した目標数字を達成する
上手く行けば高収入、そうでなければ給与ゼロも有り得るのがフルコミッションの世界です。その為、常に向上心を抱いて学びながら仕事に取り組む姿勢が求められます。自分の力を磨き、スキルを身に付け今よりさらに稼ぎたいと考える人は、フルコミッションに向いていると言えるでしょう。
フルコミッションは安定性があるとは言い難い給与形態です。実力主義のシビアな世界ではありますが、実力があれば仕事の成果が収入として還元される世界でもあります。平均的な年収が高めになる場合も多いので、魅力は大いに存在します。自分の実力に自信を持ち、安定にこだわらずチャレンジ精神が豊富な人もフルコミッションに向いているでしょう
企業に勤めているわけではないので、自分自身でノルマを設定して目標を達成しなければなりません。期日が迫っている場合も誰かが指示を出してくれるわけではないので、スケジュール管理やノルマ管理を徹底して自ら行う必要があります。
仮に今月は良い成績を残せたからとしても、来月も良い成績が残せるとは限りません。怠けたツケは収入源という厳しい形で自分に返ってきてしまいます。フルコミッションで働くには、自堕落にならず厳しく自分を律する能力が求められます。
以下のような業界ではフルコミッションで活躍する人が多いとされています。
不動産や保険などの営業職では、明確な評価基準が定めやすいため、歩合制を導入するところが増えてきています。件数はもちろんのこと、保険であれば値段の高い契約を取ることでプラスアルファが受け取れる場合もあり、モチベーションアップが期待されます。
タクシードライバーも、歩合制を導入していることが多い仕事の一つです。多くのタクシー会社は、売上に対して歩合を計算することがほとんどです。なので長距離移動や深夜料金などは、昼間の売り上げと同じ成果であっても、より多くの歩合報酬が得られるということです。
自動車販売の営業職は、売り上げに応じて歩合制を取り入れやすい仕事だと言えます。また各種点検の提案や車検など、わかりやすい評価基準が多いことも歩合制の普及につながっていると言えるでしょう。
ノルマ台数が設定されている企業では、ノルマごとに段階が設定されていて、達成するごとに歩合のパーセンテージが上昇していく傾向にあります。
月ごとに担当件数の決められていることの多い美容師も、歩合制を取り入れやすい業種です。また固定給と歩合制を合わせたものか、完全歩合制かを選べるところもあり、ノルマとどのように向き合っていくか自身で選べるという点も特徴的です。
独立し個人事業主として働くクリエイターは、結果的に完全歩合制となる人が多いです。デザイナーやエンジニア、プログラマーなど仕事の種類はさまざまありますが、成果を上げなければ報酬なしもあり得る反面、難しい案件や人気のクリエイターなら高収入も狙えるようになっています。
歩合制の給料は、同じ会社でも数百万~数千万円と幅があります。営業職の場合、成績によって自分自身の給料も毎月違うため、変動も激しく相場というのも難しいところです。
歩合制営業に向いている人にとっては、自分の頑張りが高収入につながる歩合制はやりがいのある仕事ですし、向いていない人にとっては収入が安定せず、厳しいと感じる仕事になります。
歩合制営業で稼げるかどうかは、結局は自分次第です。
完全歩合制(フルコミッション)で成功するには、ある程度のリスクやトラブルをあらかじめ覚悟しておく必要があります。けれどリスクやトラブルを乗り越えた先に獲得できる報酬は大きく、働き方改革が進む中でフルコミッションに挑戦する人は後を絶ちません。
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