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月々の収入を増やしたい、暇な時間を有効活用したいなどの理由で、副業に興味があるという人は多いのではないでしょうか。特に、短時間で高収入が期待できるフルコミッションの副業は、主婦やサラリーマンの小遣い稼ぎとして人気があります。そこでこの記事では、フルコミッションの副業の種類や働き方について詳しく解説していきます。
フルコミッションとは、労働の成果によって支払われる賃金が変動する給与システムを指します。日本語では、完全歩合制という意味になります。成果で報酬が変わるという点でインセンティブ(歩合制)と似ていますが、2つの働き方の大きな違いは基本給の存在です。インセンティブが「基本給+歩合制」なのに対し、フルコミッションは基本給がなく、成果がゼロなら賃金は発生しません。基本給がないことを、フルコミッションのデメリットのように感じてしまう人も多いでしょう。しかし、基本給がないということは仕事量を自分で決められるということであり、ノルマに追われるようなこともありません。自分の能力に適した仕事を選んだり、体調やスケジュールに合わせて仕事量を調節できたりする点は、フルコミッションの大きなメリットです。
また、働く時間を自由に設定できるのも、フルコミッションの魅力の1つです。通常の企業で働く場合、大抵は1日の勤務時間が決められています。規定された出社時間と退社時間に従って働き、休憩を取れる時間もあらかじめ決まっていることが大半です。それに対して、フルコミッションは自分で設定した時間を利用し、自由に働くことが可能です。出社時間を気にする必要がないので、夕方から働くこともできますし、深夜を中心に仕事をするなどといった働き方もできます。さらに、仕事に割り当てる時間を自分でコントロールできるのも大きなメリットです。平日の暇な時間に30分だけ働く、休日を利用して8時間たっぷり稼ぐなど、それぞれのライフスタイルや予定に合わせた働き方が可能です。
フルコミッションは働く場所を選ばない、というポイントも見逃せません。日本での働き方として多いのは、会社・職場・現場などに出向いて労働に従事するというスタイルです。しかし、フルコミッションなら選ぶ仕事内容によって、自宅や外出先などでも仕事をすることができます。それから、今まで培ってきたキャリアや能力、取得した資格などを活かすことができるのも、フルコミッションのメリットだといえます。選べる仕事内容が幅広いので、副業にぴったりです。
注意したいのは、完全歩合制は違法になるケースがあるという点です。労働者に対する賃金の保障に関しては、労働基準法によって定められています。ですから、通常の企業と従業員のあいだで、完全歩合制が適用されることはありません。ただし、個人事業主が企業と契約を結ぶ場合、完全歩合制は違法にはなりません。つまり、フルコミッションの仕事をする際、個人事業主となって業務委託契約を結べば問題ないということです。
フルコミッションの仕事には、いろいろな種類があります。そのなかで、副業として人気があるのはwebライターやwebデザイナーです。webライターは、インターネット上に掲載されるコラム・記事・口コミ情報などを執筆するのが主な仕事です。文字数の少ない案件なら短時間で対応できるため、副業に向いています。基本的な日本語の文法さえ理解していれば働ける場合が多く、専門的なスキルを持たない人でもチャレンジしやすいでしょう。一方、webデザイナーはサイトやホームページなどのデザインを行います。専門的なスキルが要求されますが、その分だけ高い報酬を受け取れるチャンスがあります。
通訳・翻訳も、副業に適した職種です。自宅で作業が可能ですし、自分の語学スキルに合わせた案件を選ぶことができます。インターネット環境が整っていない、パソコンが使えないという人には、内職系の在宅ワークがおすすめです。インターネットがなくても作業可能で、空いた時間を効率的に活用できます。少し変わったものでは、覆面調査員という仕事もあります。覆面調査員は、一般客を装って特定の飲食店や小売店などを訪問し、サービス内容や店員の接客スキルなどを分析・調査する仕事です。自身の感想や結果をまとめ、依頼主に情報提供します。
営業スキルに自信があり、多額の報酬を得たいという人は、保険・不動産・販売などの営業を選択するのも良いでしょう。通常の企業勤めの営業職に比べ、フルコミッションの営業は成果を上げたときの報酬が大きいのが魅力です。
会社によっては、社員の副業を禁じている場合があります。ですから、会社に勤務している人は副業を始める前に、会社からの許可を取るようにしましょう。また、副業で得た収入に関する確定申告を、自分で行う必要があります。青色申告を選ぶ際は、個人事業主としての届け出や帳簿作成なども求められます。さらに、基本給がない完全歩合制である以上、思ったように稼げないこともあるという点に注意しましょう。加えて、業務委託契約を結ぶ相手がブラック企業ではないか、詐欺の可能性はないかなど、自分の目で見極めなければいけません。
フルコミッションは、自由度の高い働き方だといえます。本業を持っている人や、短時間しか働けない人が副業として活用することで、効率的に稼ぐことができるでしょう。得意分野を活かして高収入を得たい、暇な時間に小遣い稼ぎがしたいというような場合は、フルコミッションの副業を始めてみると良いのではないでしょうか。
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